経過観察の通院
- 2018.08.30
- 違和感のある生活

無事に退院
ウルソデオキシコール酸
検査入院による肝生検とERCPの結果から、胆管狭窄ならびに胆汁の流れが良くない事が分かったので、改善のためにウルソデオキシコール酸の服用を開始しました。
院内処方で出してもらい、今回はそのまま帰宅。さすがに家族にまた来てもらう訳にもいかなく、そもそも自分も元気だったので、退院近くになった頃に入院期間中の一時帰宅で一度部屋に戻り原付で病院へ来ていたので、原付で帰宅しました。
最初から症状がある訳ではなったので、薬を飲み始めても効果を体感できる事がありませんでした。ひょっとすると、体がすごく軽くなったりとかを期待してみてはいたのですが。
通院
退院から服用を開始して、1ヶ月ほど経過してから外来通院がありました。原付で行きたかったのですが、大雨の降る日だったのでバスで向かいました。
ウルソを飲み始めてからの経過を見るために、採血の他に今回はMRCPを行う事になりました。採血を終えてから画像診断室へ向かいます。
MRCPは、ボースデルというドリンクのような造影剤を飲んで、腹部のMRIを受けるものです。
まず、検査着に着替えてMRI準備室へと向かいます。最初に、看護師さんの問診があります。身長・体重・アレルギー・体に金属が入っているかどうか等を確認されました。
次に、透明の液体が入った紙コップを渡されます。これを飲んだら検査始めますとの事。
臭いはないけど、どんな味がするのだろう…と恐る恐る口にしたのですが、ほんのり甘い水のような感じでした。
MRIを無事に終えて外来受付へ向かうと、1時間半程待って順番を呼ばれました。
結果としては、「以前と大差なし」との事でした。、
採血結果も若干改善傾向であったものの、大きく変化する事もありませんでした。MRCPで見た胆管造影でもERCPで確認した狭窄個所に変化はありませんでした。
このような形で定期通院を繰り返す生活でした。
大学2年生スタート
新しいアルバイト
大学2年生になり、そろそろ新しいバイトでもと思っていたところにサークルの先輩からお誘いがありました。業務内容は、図書館の窓口業務という事で簡単なPC操作や窓口応対ができれば良いとの事でした。
あまり体力に自信が無く、病気の事もあるのでとても助かりました。とりあえず興味があったので、詳細を聞いてみるとどうやら自分が入院していた病院の大学の図書館との事でした。
こんな縁もあるものかと面接を受けに行くと、無事に合格して翌週から働く事になりました。
サークル副代表
学年が上がり、先輩も卒業して代替わりが行われる事になりました。
夏休みの合宿から仮で代表、副代表を任されるのですが正式に副代表になってしまいました。
とはいえ、あまり活動的なサークルでもないため肩書程度でした。また、他大との対外的な活動に関しては、コミュニケーション能力に富んだ1つ上の代表の先輩がこなしていたので自分がやる事と言えば、先輩の手伝いや連絡事項の共有程度でした。
私は、多くの人の前に立つと委縮してしまうような性格もあり、2年生の終わりの時期頃に、都内のあるホールであらゆるエレクトーンサークルが集まりコンサートを行った際には、他サークルのメンバよりもSE(SoundEngineer)の方と仲良くなっていました。
ケーブル巻や機材の搬入撤去を手伝っていました。性格も合った事もあり、「大学卒業したらウチの会社に来い」と言われたのは、良い思い出です。
行くことはありませんでしたが。。。
大学3年生学部一押しのグループワークスタート
スタートは2年次から始まっていた
私の所属する学部では、3年次にチームを組んでシステムの企画から開発を1年間通して行うグループワークがありました。大学を選ぶ際にも決めてにしていたカリキュラムだったので、気合は十分でした。十分すぎて空回りする事も多かったですが。。。
3年次に入る前に、2年次の秋口から授業とは別に水面下で次年度に向けた動きが始まります。企画は、「学生企画」と「教員企画」があり、やるからには、学生企画でやりたいと考えていました。
「何を企画のベースとするのか」「誰とチームを組むのか」「どの先生に担当してもらうか」などなど、決める事は盛りだくさんでした。
ぼんやりとやりたい事を考えながら、1年次から「一緒に組もう」と話していた友人に声を掛けました。また、思いもよらないところからも声を掛けられたりと、少しずつ輪が広がっていきました。
5人のメンバが集まって企画草案を練り、教員のところへ持参して受け持ちをお願いして学生企画の初期プロジェクトが発足します。全員でドタバタしながら、周りの方々の協力もありどうにかココまで至る事ができました。
初期メンバーで協議の結果、自分がリーダーを務めさせてもらえる事になりました。責任重大です。。。
メンバー募集
2年次の年の瀬に学生企画と教員企画が出そろい、メンバーの募集を行う事になりました。各企画に対して、学部内同学年の学生に参加を求めます。
私は、「どれだけ成績をあげる事ができるか」「すごいスキルを持っているか」「協調性が豊かであるか」ではなく「真面目に取り組む事ができるか」「普段の授業をどんな態度で臨んでいるか」を基準として友人達に声を掛けました。
人によっては、「既に参加したいプロジェクトが決まっている」「複数から声を掛けられていて困っている」「やりたい企画が複数ある」「単位がどこでもいい」などなどモチベーションもバラバラでした。
そんなやりとりが教室中で行われる中、年内いっぱいが募集期間で年明けに結果が出るとの事でした。
募集結果
成人式も終わり、数日経過した頃に担当していただいてる先生から募集結果のお知らせがきました。
蓋を開けてみれば、予定よりも多くの人たちが応募してくれていました。6人程度集まれればいいなと思っていたところに、12名の応募がありました。
全員と組むことができればよかったのかもしれませんが、カリキュラム上の都合で他グループとの人員調整もあり、定員が限られていたため選考はとても頭を抱える事になりました。
最終的には、7人の方を当選として正式なグループが発足しました。
定期的に通院
みるみる下がるヘモグロビン
グループワークも始まり、授業のコマ以外にも放課後や空きコマに集まってミーティングを行うようになりました。ものすごく忙しい代わりに充実した日々でした。
梅雨に入りジメジメと暑さが押し寄せてきた頃、1年次と同じような下血が起こりました。しかも今回は、2週間程度は続いています。定期通院が、1ヶ月毎であったため様子を見ていました。
階段や坂を登っていても息が上がったり、めまいがするようになっていました。嫌な感覚だなと思いながら、日々を忙しく過ごしていました。
じわじわ上がるCRP
ようやく訪れた定期通院の採血結果で、ヘモグロビンが急激に下がり基準値を大きく下回っている事と、CRPが上昇して基準値を大きく上回っていた事がわかりました。
下血があった事で、出血箇所がどこにあるのかを特定させる必要がありました。そのためには、胃カメラや大腸カメラ等の内視鏡検査を行う必要があるとの事でした。
また痛いのイヤだなぁ…。忙しいのに時間確保できないしなぁ…。と思い、検査を避けて先生と何度もお話しをしました。
ダメです。入院です。
上期も終わりが近くなってきた頃の定期通院で、採血結果があまりにも酷かった事や症状が継続的である事から、とうとう主治医の先生に入院を促されました。
前から促されてはいたのですが、今回は「命に係わる可能性がある」との事で前よりも強いPUSHでした。今回は、夏休みが近づいていたため、そこに入院期間を設ける事にしました。
とはいえ、夏季休暇中も上期ほど過密では無いにしても、グループワークは継続的に行う予定を組んでいたためとても悩みました。
担当教員にこの話を打ち明けると、「健康を第一優先にする事、そのためには協力するから何でも言って」と心強いお言葉をいただきました。グループメンバーにも「リーダー不在でもちゃんと進めるから安心して」と言われホッとしました。
バイトも入院について報告すると
「シフトの調整はやっておくから、がんばってください。何ならお見舞い行きましょうか。」と社員の方から応援をいただきました。
さすがに気まずいのでお断りしましたが。。。
-
前の記事
UCとは関係のない検査入院 2018.08.30
-
次の記事
入院に向けた準備 2018.08.31
コメントを残す