2週間の自宅療養
- 2018.09.11
- 2回目の入院から退院

2週間の入院生活
荷物がたくさんです
ステロイドの減量もスムーズに進んだ結果、入院期間もショートにする事ができました。
前回の入院期間が長かった事もあり、荷物をたくさん持ち込んでいました。
着替え・ノートPC・Wifiルータ・本・飲み物・(おやつ)・歯ブラシなどなど
特に飲み物をガッツリ持ってきてもらった次の日に退院が決まったので、持ち帰る量としてもかなりの量でした。
今回は、持っていくものが多いのでスーツケースで持っていきました。
旅行の時や帰省するときは、これも追加で使っています。
スーツケースに関しては、もう10年近く使ってます…1年に6-8回程度しか使用しませんが、割と持っているのでコスパとしては良いですね。いまだにロングセラーなのも納得です。
スーツケースにガンガンと荷物を詰め込んで、足りない分は念のため入れていた紙袋に入れてどうにかまとまりました。
スーツケースに収まらない程の(どんだけあるんだ)荷物を抱えて病院を後にしました。
季節は移り変わり
まだ入院した頃には、汗が流れるような暑さの残る夏の終わりごろでした。
発熱により悪寒があったので、羽織もののパーカーを着ていたのが周りの患者さんからしたら信じられないという目で見られていた記憶があります。。。そのくらい暑かった夏でした。
しかし、入院して病院に引きこもっていた時間がいつの間にか季節をあっという間に進めていました。
重い荷物を抱えながら、退院会計を済ませて外へ出ると・・・
「さんっむ!!!」
寒いのです。
どこへ行った。私の一番好きな秋。
この年は、秋がとても短かった年でした。台風や降雨前線が通り過ぎて一気に寒くなっていたようです。
長かったような短かったような
いつもであれば、バスで帰るところでしたが荷物が多すぎてタクシーを使ってしまいました。
2週間という期間、出社しないというのは今までにない経験でした。
また、これから自宅療養に入ります。
「ちゃんと働けるのかなぁ」
と思いつつゆらゆらと自宅へ帰りました。
久しぶりの家
寛解時は開放的な気分になれる
久しぶりの玄関は、まるで自分の家ではないように感じました。
ポストには、水道や新しい美容室やジムなどの広告とお手紙と領収書と請求書と…
荷物で手一杯なので、「そっと」閉じました。
玄関を開けて部屋に入ると、やっと自分の家に戻ってきたのかという想いでした。
元気で家に帰るというのがどれだけありがたいことか。。
ホントに先生や看護師さんをはじめ病院スタッフの方々には感謝です。
帰ってからまず手を出したのが、クローゼット整理でした。
季節が変わっていた事もあり、衣替えをしなければならない時期でした。
・・・やっていくうちに面倒になる・・・。
ちょうど、こんなサービスが出始めていたころでもありました。
いっそのこと服をまるっと処分して、使いたいなと思ってしまう程でした。
食べたいものを食べよう
寛解時あるあるなのが、食べたいものを食べたいという衝動にかられる事です。
入院しているときから、Evernoteに食べたいものをつらつらと書いていました。
脂っこいもの・ジューシーなもの・スイーツ・・・・
ラーメン・ステーキ・アイス・ケーキ・からあげ・・・・
脂っこすぎないもの、かつ、お肉でジューシーを味わいたいという思いと、グルメサイトやテレビの番組を見ていて肉料理の中でもローストビーフを食べようと決めました。
ポチッとしたかったのですが、入院費用がかさんでいた事やクレカの支払が溜まっていた事と給与が出ない事を思い出して、近所のスーパーで割引シールの貼ってあったものにしました。。。
ステロイド副作用あるある
ステロイドを使ってある程度時間が経った後の副作用としていつも悩まされるのが
「食欲」
です。毎回です。使ってすぐではなく、時間が経った後です。
食欲に身を任せて食事をすると、驚くほどに食べます。
外食でいうと定食が2人前くらい食べられます。しかも数時間経つと、また空腹感に見舞われます。
スーパーに買い物には行くのですが、近所のスーパーでもそれなりに歩く(20分くらい)なので、宅配も試してみました。
あくまで、毎回ではなく補助的な役割として使うという前提でしたが、すごい便利でした。
食材ではないもの、洗剤や掃除用品などは、ネットスーパーも使いました。
ヨーカドーであれば、nanacoポイントでイオンであればwaonポイントが使えるのでうまく活用していました。
ただし、ネットスーパーの場合には、配達枠があるためどうしても競争になります。
自分が配達してほしい時間に配達してもらえない可能性もあるため、外出する予定がある場合などは早めに枠を確保する必要があるため注意です。
レシピを考えるのが面倒という場合には、ミールキットもオススメです。
Oisixのミールキットは良くできていて、ビビンバであればご飯を炊くだけで他の具材と調味料はついています。
ケールのサラダも初めてのケールでしたが、おいしく食べられました。
療養中には、ちょっとお値段もかかるので「ビビンバ」も「ケールサラダ」も真似をして作ってみました。
ビビンバに関しては、とてもおいしく作る事ができました。かつ、家にある調味料でうまい事再現する事ができました。
しかし、ケールサラダについては、明らかな差が出ました。
近所のお高めなスーパーで買ったケールでしたが、Oisixと明らかに味の差がありました。
具体的には、スーパーのケールには、「青臭さ」が目立つのです。Oisixだとあれほど美味しかったのに。。。
お試しプランもあるので、1回だけでも頼んでみる事をオススメします。
お金に余裕があれば続けたいほどには、おいしいです。
復職に向けて
ゼロから始めるメール確認
2週間も休むとメールがたんまりたまっています。
自分に関係するメールすべてに目を通して、やり取りを確認していきます。
チームの誰かがレスをしてくれているか、案件進捗がストップしていないか。
自分がリーダーを務めていたプロジェクトだったので、ヒヤヒヤしながら目を通しました。
場合によっては、出社しているメンバに「ちょっといいかな」とチャットで声を掛けたりして業務を回していきました。
食生活改善
さすがにおいしいものばかリを食べていると、再燃の恐怖が付きまとうので、このあたりできちんと食生活を改善しようと思いました。
Webを見てもブログやCookpadなどいろんなサイトで料理が紹介されています。
しかし、料理をするときはWebよりも本が良いので1冊購入しました。
IBDに悪い影響のある香辛料を使わずに、脂質を押さえつつ美味しい食事でした。
確かに、少し物足りない感じではありますが再燃を防ぐためには仕方がないです。
体力づくり
表題にするほど、力を入れていたわけではないですが、涼しくなったこともあり近所を少し散歩しました。
少し歩くともみじやイチョウの葉が少しずつ色を変えて行く様子をみる事ができました。
2週間ベッドにいるだけで、脚がだいぶ細くなりました。
今までは1週間に1回はクライミングをして1回はジムに行っていた日々だったので、筋肉の落ちるスピードはすごいものです。
負荷が無ければ「無駄にエネルギー使うだけだから分解するね」と言わんばかりに、みるみる落ちていきます。
少し脚が太くなって吐けなくなったスキニーパンツがすんなりはける嬉しさはありましたが、これではいかんのです。
いかんのです。
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